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作成した小説を保管・公開しているブログです。 現在は連作短編が二篇の他,短編小説,エッセイの類を掲載しています。 連作小説の更新ペースは随時。二か月に三回を最低ラインとして目指しています。
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【発掘】インタビュー(西洋怪物への興味)
2014年1月には,ザ・インタビューズというサービスが終わってしまうという話を聞いて,利用当時に作ったテキストを発掘してこようと思い立ったある日。

どうでもいい質問とか一瞬だけ盛り上がった楽しいサービスだったとは思うのですが,誰かにインタビューするっていうのは,誰かのことをよく知らないとならないわけで,ネット上で一般人同士でうまく回るようなサービスではなかったのかもしれませんね。

以下,発掘テキストです。
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狩人の矛盾【3:騎士団という人々】
ふとした二時間の現実逃避が小説の一場面を作り出したりするもので。
 もっと有益なものを作り出してくれるといいのにな。とときどき思うのですが,長年の習慣が生み出すものっていうのはいつの間にか方向性が絞られてくるものなのかもしれなくて,ほんのりしょんぼり。

 ドッペルゲンガーのパラドックスの続きです。

 前回まで
 狩人の矛盾【1:マック・デュケイン氏について】
 狩人の矛盾【2:カフェテリアの一幕】

 作品紹介 ドッペルゲンガーのパラドックス

 “居住地”と呼ばれる天蓋と柱によって囲まれた7つのエリアに住む人々と,ドッペルゲンガーと呼ばれる“居住地”の住人の姿を真似て増える謎の侵入者。
 “居住地”の支配者,公社に属するドッペルゲンガー狩り部隊“騎士団”と,“騎士団”に属さずにドッペルゲンガーを狩りだす”はみ出し者”。
 “居住地”では,平穏を乱すドッペルゲンガーの存在をめぐり,今日もどこかで静かな混乱が起きている。
 ”居住地”の中心,エリア7にてデュケイン姉弟を名乗るドッペルゲンガーを仕留めそこなったエリア5出身の“はみ出し者”カズヤ・シンドウは,デュケイン姉妹の事件の裏に,ドッペルゲンガーを利用した奇妙な闇ビジネスの存在を嗅ぎあてる。
 カズヤは活動を共にする,J・J,アキ・ミキヤたちと矛盾に満ちた奇妙な事件の謎を追いかけていく。


 ジャンルとしてはきっとSFかファンタジー?
 ドッペルゲンガーのパラドックスを作り始めたきっかけは,海外SF小説の日本語訳って,独特の文章に翻訳されてしまって,日本の小説とは雰囲気が違うなって思ったところにあります。原因は原語の文章構成と日本語の構成が異なる点にあるのだと思いますが,ふと,日本語で作る物語も,海外SF小説の日本語訳っぽくしてみたら,雰囲気が変わって面白いのかなあと考え始めて試してみたのが本作です。
 原案は,ネットで活動を始める前に作った小説のプロットで,黒猫堂怪奇絵巻の亜種だったのですが,海外SFっぽいものを作るのであれば,近未来とか別世界もののほうがいいだろうと思って,舞台を大きく変えています。

 今後は英語とかの勉強をして,より外国語で書かれたものっぽい雰囲気が出していければなあなどとこっそり思っています。

 今回のお話まではまだまだ設定の話に終始している感じがあるので,もう少しまとまったら,黒猫堂ともども宣伝ページでも作ろうかと思っているところです。


 では,以下本文です。(珍しく説明文を付けた)
ーーーーーーーーーーーーー
ラフテキスト 呪絵
<いわゆる備忘録>

ある朝、家族の描いた絵に殺される夢を見た。
という話を聞いて、そこから物語を作ってみようという話をしていたことをふと思い出しました。

特にプロットを考えたわけではないので、ラフテキストとして冒頭の部分だけを残しておこうと思います。

現状のイメージとしては、
年内に5万字程度の短編として完成させられればいいかなと思っています。

タイトルは【呪絵】。読み方は「のろいのえ」「まじないのえ」のどちらにしようかなあと迷っているところですが、編集時に自分で読んでいる時はノロイエの話と呼んでいます。

どうでもいいことですが、全く用事のない時より用事のある時の方が小説の場面が思い浮かぶのは、頭が回転しているからなのか、頭を回転させるために必要な通過儀礼なのか、はたまた現実逃避のための一手なのか、毎度のことながらそのようなことを自問自答しています。

ところで、用途に合わせて文章における読点をコンマにするか読点にするか使い分けているのですが、前の設定を引き継いでいる事を忘れているためにコンマにしたいところを読点のまま書き続けたり、読点にしたいところをコンマにして書き続けたりしてしまうことがあります。こういうものを直すにつけて、編集の作業って言うのは小さなことからはじまるものなのだろうなあと思ったりするところです。

以下、ラフテキスト本文です
―――――――――――――――――
狩人の矛盾【2:カフェテリアの一幕】
ドッペルゲンガーのパラドックスの続きです。
黒猫堂怪奇絵巻の続きは12月の下旬から再開予定です。


前回まで
狩人の矛盾【1:マック・デュケイン氏について】


―――――――――――――――――――――

狩人の矛盾【2:カフェテリアの一幕】

 先日エリア5で亡くなったマック・デュケインには姉がいた。姉の名はキャリー・デュケイン。会社員だ。キャリーはエリア5にて広告会社の事務職員として雇われ、日々の生活を営んでいた。
 デュケイン姉弟は、早くに両親を亡くし、姉弟は叔父夫婦に預けられた。高校卒業と共に二人とも叔父夫婦の下を離れ、それぞれエリア5内で一人の生活を始めたのだという。キャリーはその後、学院へと進学し、広告会社に勤めたのに対し、マックはその日暮らしのようなアルバイトを転々として最後にジョンの店に流れ着いたというわけだ。
 二人とも全く違う人生を送っていたが、定期的な連絡を取り合っていたようで、たまにキャリーの職場にマックがやってくることもあったらしい。
 キャリーは弟のマックのことをとても可愛がっており、定職と呼べるほどの職をついぞもたなかったマックに対して、「あなたもいつかこれだと思う職業に出会えるわ」などと応援していたのだという。
 
 ところで、キャリー・デュケイン氏の勤めていた広告会社は、エリア5の中でも非常に優良な企業であったのだが、先日からその企業価値が下落している。下落の理由は公にされていないが、どうにも同社に公社の査察が入ったことが原因らしい。
 査察の理由は公には明かされていないが,街の噂によれば,不穏分子が紛れ込んでいたのだとか。
怪異の伝染について(ラフテキスト)
怪異の伝染についてどう考えますか?
という質問を受けたので,ぼんやりと色々考えてみた。

全然文章がまとまらないし,きちんと検証するにはもっと類例を集める必要があるかなと思うけれど,ひとまずとりとめもなく考えたことを書き記しておこうと思う



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非公開
誕生日:
1986/09/15
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趣味:
読書とか創作とか
自己紹介:
色んなところで見かける人もいるかもしれませんがあまり気にせず。
ブログとか作ってみたけれど続くかどうかがわからないので、暇な人だけ見ればいいような。
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